「アクリルグッズを作りたいけれど原稿ってどうやって書くんだろう」
「どんなことに気をつければ失敗しないんだろう」
そこで今回は、アクリル製品を作る一般的な手法であるアクリルダイカットの原稿の作り方と注意点をお伝えします。
□アクリルダイカットとは
アクリルキーホルダーやアクリルストラップなどのアクリル製品を作るための一般的な手法です。
厚紙や金属板をダイと呼ばれる型通りに切り取ることをダイカットと言います。
自分で描いたイラストを元にアクリルをダイカットするため、アクリルダイカットと呼びます。
□原稿はどう作る
業者が原稿を作成するためのテンプレートを用意しているのが一般的です。
最初にそれをダウンロードしましょう。
ダウンロードをしたら、説明に沿って原稿を作成していきます。
原稿は完成データを一つだけ作成するわけではありません。
表面・裏面・白引き・カットラインの4つのレイヤーに分けてデータを作成する必要があります。
裏面をなくして、片側印刷も可能です。
原稿を作る際にはいくつか注意点があるため、以下に述べていきます。
*裏表のサイズ
片面印刷では問題にならないのですが、両面印刷の場合は裏面と面面のイラストのサイズに気をつけなければなりません。
裏面と面面のイラストを重ねた際にどちらかの面がはみ出ることがないようにしましょう。
また、レイアウトに対して斜めにイラストを配置したい場合も注意が必要です。
裏面と面面でイラストの回転角度が違うと、ズレが生じてどちらかの面がはみ出てしまいます。
*白引き
白引きデータはパスかpsdで作成し、カラーモードをCMYKにした上で「C0/M0/Y0/K100」の“塗り”に設定しましょう。
他の設定にすると、白引き部分が薄く印刷されてしまいます。
また、白引きのサイズは印刷したいイラストの外枠より若干だけ小さく作りましょう。
*カットライン
仕上がりを綺麗にするために、カットラインはできるだけ滑らかにしましょう。
鋭く尖っていては危険です。
また、中抜きのデザインや隙間が細すぎる場合はカットした際に、バリと呼ばれるギザギザができやすく、美しくありません。
□まとめ
今回は、アクリルダイカットの原稿の作り方と注意点をご説明しました。
原稿次第で完成品の見栄えが大きく変わってきます。
作ってから、「あれ?なんか違う」とならないためにも注意点はよく確認しましょう。
上記を参考に、最高のアクリル製品を作ってみてはいかかがでしょうか。
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