アクリル印刷の特徴と種類についてご紹介します!

みなさんは、アクリル印刷の方法で悩んだことはありませんか。
この記事では、アクリル印刷の種類と特徴、注意点について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

□アクリル印刷の種類と特徴をご紹介!

アクリル印刷には、「UVインクジェット印刷」「シルクスクリーン印刷」「転写式印刷」の3種類の印刷方式があります。
ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。

 

*UVインクジェット印刷の特徴

UVインクジェット印刷とは、紫外線を照射することで、インクを急速に硬化できるため、乾燥するのを待つ必要がありません。
インクの量や密度を調節できるため、高精細な印刷でき、グラデーションを描いたり、同じ場所に重ねてインクを印刷したりできます。

紫外線で硬化されたインクは、外で雨などにさらされても劣化しにくいため、屋外の看板などに最適です。

しかし、1つの印刷が完成するまでに、かなりの時間がかかるので、大量生産しにくいというデメリットがあります。

 

*シルクスクリーン印刷の特徴

シルクスクリーン印刷とは、布を版に使う印刷方式で、スクリーンのインクが通る部分からインクが落ち、その落ちたインクが布に刷り込まれるという仕様になっています。

細かい部分が潰れやすいことや、グラデーションをするのが難しいというデメリットはありますが、最初に版を作ればその後は簡単に大量生産できるので、たくさん印刷したい場合はシルクスクリーン印刷がおすすめです。

 

*転写式印刷の特徴

転写式印刷とは、転写紙や転写用フィルムにデザインを印刷し、アイロンや水などを使って印刷物に転写する方法です。
印刷したデザインを印刷物に転写するだけで良く、簡単に印刷できます。
転写式印刷は直接印刷するわけではないので、凹凸のあるものや布や紙などにもプリントできます。

しかし、劣化に弱く剥がれやすいことや、転写を1つ1つ行うため、大量生産しにくいというデメリットがあります。

 

□アクリル印刷をするときの注意点について

アクリルで印刷を行うときは、UV印刷向けのアクリル素材を使いましょう。
アクリルの切断や湾曲加工部分には、UVインキで硬化する際、ひびが入ってしまうことがあるので、加工部分と印刷部分の間は5~6ミリほど開けておきましょう。

透明な素材は後ろの色を透かしてしまうため、画像の下に白インキを敷くことによって、色を目立たせられます。

 

□まとめ

この記事では、アクリル印刷の種類と特徴、注意点について解説しました。
アクリル印刷をする際の参考になれば嬉しいです。
また、アクリル印刷についての質問などがあればぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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