軽くて経年劣化しにくいという魅力を持つアクリル板は、日常生活においてさまざまなところで利用されています。
この記事では、アクリル板の強度といった特徴についてご紹介します。
また、PET板との違いもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□アクリル板の特徴とは?
アクリル板の特徴をここでは3つご紹介します。
1つ目は、透明性が高いこと
です。
アクリル板は非常に透明性が高く、汎用樹脂の中ではトップの透明性を誇っています。
また、板の厚みも種類豊富で、板同士を張り合わせて使用することも可能です。
2つ目は、耐久性に優れていることです。
どのくらい耐久性に優れているかというと、ガラスの強度を1とした際、アクリル板は10から16と表せます。
万が一破損しても素材が飛び散らない性質を持つため、安心です。
3つ目は、加工の自由度が高いことです。
アクリル板は扱いやすい素材のため、簡単な工具で穴あけやカットができます。
また、切り方が簡単なためアクリル板の扱いが初心者の方にもおすすめです。
□アクリル板とPET版の違いをご紹介!
そもそもPET板とは、ポリエチレンテレフタレート樹脂といい一般的にはペットと呼ばれることが多いです。
プラスチック素材として馴染みがある素材の1つではないでしょうか。
ここでは、アクリル板とPET板の違いを3つご紹介します。
*強度
アクリル板の強度を1とすると、PET板は4から5の強度を誇ります。
この値は、アイゾット衝撃試験を元に出された値です。
アイゾット衝撃試験について詳しく知りたい方は、下記のリンクをご覧ください。
*重さ
アクリル板とPET板を比較した際、重たいのはPET板です。
プラスチックの重量は、縦と横の長さに加え板の厚さを全てかけて算出します。
アクリル板の比重が1.19に対してPET板は1,27から1.34ですので、PET板の方が重いことが分かります。
*加工性
PET素材も加工に優れていますが、アクリル板の方が加工しやすいです。
また、アクリル板は接着加工にも優れているという魅力があります。
□まとめ
この記事では、アクリル板の特徴についてご紹介しました。
アクリル板は強度が低下しにくい素材で、加工もしやすいのでアクリル素材を使用した自作グッズの作成にもおすすめです。
アクリル板の特徴について知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。