キーホルダーやアクリルキーホルダーを使っていると、「金具の付け方がわからない」「金具が固くて外せない」「別の金具に交換したい」と困ることがあります。
キーホルダーの金具は、種類によって付け方・外し方が異なります。二重リングは隙間を作って回しながら取り付ける、丸カンは前後に開くなど、それぞれの構造に合った方法で作業することが大切です。
この記事では、二重リング・丸カン・ナスカン・カニカン・ボールチェーンの付け方と外し方を中心に、キーホルダーの金具を自分で交換・付け替えする方法を解説します。
金具が固くて開かないときのコツや、アクリルキーホルダーを傷つけないための注意点も紹介しますので、作業前に確認してみてください。
キーホルダーの金具は自分で付け外し・交換できる?
キーホルダーには二重リング、丸カン、ナスカン、カニカン、ボールチェーンなどさまざまなパーツがあります。名称や特徴を詳しく確認したい方は、「キーホルダーパーツの名前一覧|金具の名称・特徴を写真なしでもわかる図解つきで解説」をご覧ください。
キーホルダーに使われている金具の多くは、構造を理解して適切な工具を用意すれば、自分で付け外しや交換ができます。
たとえば、二重リングはリングの隙間にパーツを入れて回しながら取り付けます。一方、丸カンはヤットコなどで両端を持ち、前後にずらすように開閉するのが基本です。
ただし、金具によって構造や開閉方法が異なるため、無理に引っ張ったり広げたりするのは避けましょう。金具の変形だけでなく、アクリル部分や取り付け穴を傷つける原因になることがあります。
キーホルダー金具の交換に用意するもの
キーホルダー金具を交換するときは、金具に合った工具を用意しておくと作業しやすくなります。特に丸カンを扱う場合は、2本の工具で金具を持つのがポイントです。
| 工具 | 主な用途 | ポイント |
|---|---|---|
| 平ヤットコ | 丸カンの開閉・金具の固定 | 先端が平らで金具をつかみやすい |
| 丸ヤットコ | 丸カンの開閉・細かな金具の加工 | 先端が丸く、細かな作業に使いやすい |
| 先の細いペンチ | 金具をつかむ・固定する | 家庭にある工具で代用したい場合にも便利 |
| マイナスドライバー | 二重リングの隙間を開く | 先端を差し込んで隙間を作る |
| リングオープナー | 丸カンの開閉 | 複数の丸カンを扱うときに作業しやすい |
平ヤットコ・丸ヤットコ
平ヤットコは先端が平らになった工具で、丸カンなどの小さな金具をしっかりつかむときに使用します。
丸ヤットコは先端が細く丸い形状をしており、細かなアクセサリーパーツの加工などにも使用されます。
丸カンを開閉するときは、左右の手に1本ずつ工具を持って作業すると安定しやすくなります。
先の細いペンチ
ヤットコがない場合は、先端の細いペンチを使って金具をつかむ方法もあります。
ただし、工具の先端にギザギザがあるものは金具表面に跡が残ることがあります。見た目をきれいに仕上げたい場合は、金具用のヤットコを用意すると作業しやすいでしょう。
マイナスドライバー・リングオープナー
二重リングを開く場合は、細めのマイナスドライバーを隙間に差し込むことで、パーツを通しやすくできます。
丸カンを多く扱う場合は、指にはめて使用するリングオープナーがあると便利です。作業する金具に合わせて工具を使い分けましょう。
二重リングの付け方・外し方
二重リングは、リング状の金属が二重に重なった金具です。鍵などにもよく使われています。
二重リングの付け方
- リングの先端を確認する:二重になっているリングの端を探します。
- 隙間を作る:先端にマイナスドライバーなどを差し込み、パーツを通せる程度の隙間を作ります。
- 取り付け穴を差し込む:開いた部分へキーホルダーの穴や丸カンを差し込みます。
- リングを回す:パーツをリングに沿って少しずつ移動させます。
- 奥まで通す:パーツがリングの二重部分を通り切れば取り付け完了です。
リングを大きく広げる必要はありません。先端に必要な分だけ隙間を作り、パーツを滑らせるように通すのがコツです。
二重リングの外し方
- リングの先端を探す:二重リングの切れ目を確認します。
- 先端に隙間を作る:マイナスドライバーなどを差し込みます。
- 外したいパーツを移動する:リングに沿ってパーツを先端方向へ回します。
- 切れ目から抜く:パーツがリングの端まで移動したら、そのまま取り外します。
固くて開かないときのコツ
二重リングが固い場合でも、爪を無理に差し込むのは避けましょう。爪を傷めたり、リングが勢いよく戻ったりすることがあります。
細めのマイナスドライバーなどをリングの先端へ浅く差し込み、少しずつ隙間を作ると作業しやすくなります。アクリル本体を工具で挟まないよう注意してください。
丸カンの付け方・外し方
丸カンは、アクリルパーツとナスカンなどをつなぐ部分によく使われるリング状の金具です。二重リングとは開閉方法が異なるため注意しましょう。
丸カンは左右ではなく前後に開く
丸カンを扱うときに重要なのが、輪を左右へ引っ張って広げないことです。
丸カンの切れ目を境に、一方を手前、もう一方を奥へずらすように開きます。閉じるときは逆方向へ動かして、切れ目同士を合わせます。
左右へ広げるとリング全体の形が変わりやすく、元の円形へ戻しにくくなるためです。
丸カンの付け方
- 丸カンを工具で持つ:切れ目の左右を2本のヤットコでつかみます。
- 前後に開く:片側を手前、反対側を奥へ動かします。
- パーツを通す:キーホルダー本体と取り付けたい金具を丸カンへ通します。
- 丸カンを閉じる:開いたときと逆方向へ動かし、切れ目を合わせます。
- 隙間を確認する:パーツが抜けるような隙間が残っていないか確認します。
丸カンの外し方
外す場合も同じように2本のヤットコで丸カンを持ち、前後方向へ開きます。必要なパーツを取り外したら、丸カンを再利用する場合は元の位置まで閉じておきましょう。
ナスカン・カニカンの付け方・外し方
ナスカンやカニカンは、キーホルダー本体へ直接取り付けるのではなく、丸カンなどの接続パーツを介して取り付けられていることがあります。
ナスカン・カニカンを取り付ける方法
- 接続部分を確認する:キーホルダー本体の穴や丸カンを確認します。
- 丸カンを開く:2本のヤットコで前後方向へ開きます。
- パーツを通す:丸カンへキーホルダー本体とナスカン・カニカンを通します。
- 丸カンを閉じる:切れ目に隙間が残らないように閉じます。
ナスカン・カニカンを取り外す方法
ナスカンやカニカンそのものを交換したい場合は、接続している丸カンを開いて取り外します。
バッグなどからキーホルダーを一時的に外したいだけであれば、ナスカンやカニカンの開閉部分を操作するだけで取り外せます。用途に合わせて、接続部分まで分解する必要があるか確認しましょう。
ボールチェーンの付け方・外し方
ボールチェーンは、小さなボール状のパーツが連なったチェーンです。端に付いているコネクターへボールをはめ込んで輪を作ります。
ボールチェーンの付け方
- チェーンを穴へ通す:キーホルダー本体の穴へボールチェーンを通します。
- 両端を近づける:チェーンの端とコネクターを持ちます。
- ボールをコネクターへ入れる:端のボールをコネクターの広い部分へ差し込みます。
- 細い溝へ移動する:ボールを溝へ滑らせて固定します。
ボールチェーンの外し方
外すときはコネクター付近を持ち、端のボールを固定部分から広い開口部へ移動させて取り外します。
チェーンそのものを強く引っ張るのではなく、コネクターの近くを持って操作すると余計な負荷をかけにくくなります。
長さを調整したい場合
ボールチェーンは、製品によっては不要な部分をカットして長さを調整できます。ただし、一度短くすると元には戻せません。
取り付けるバッグやポーチなどに必要な長さを確認してから調整しましょう。切断する場合は対応した工具を使用し、切断面や金属片の取り扱いにも注意してください。
キーホルダーの金具を別の種類へ交換する方法
「ボールチェーンをナスカンにしたい」「古くなった金具を新しくしたい」といった場合は、キーホルダー本体と金具をつないでいる部分を確認して交換します。
1.古い金具を取り外す
最初に現在の金具を取り外します。丸カンで接続されている場合は2本のヤットコを使って前後に開き、二重リングの場合は先端に隙間を作って回しながら外します。
2.取り付け部分の穴や丸カンを確認する
古い金具を外したら、キーホルダー本体の取り付け穴を確認します。
特にアクリルキーホルダーの場合は、穴の周辺にヒビや欠けがないかチェックしましょう。接続用の丸カンを再利用する場合は、変形や大きな隙間がないかも確認します。
3.新しい金具を取り付ける
新しい金具を取り付け、接続部分を閉じます。丸カンを使う場合は切れ目をできるだけきれいに合わせ、パーツが抜けにくい状態になっていることを確認しましょう。
| 交換前に確認するポイント | 確認内容 |
|---|---|
| キーホルダー本体 | 穴の周囲にヒビ・欠けがないか |
| 丸カン | 変形や大きな隙間がないか |
| 新しい金具 | 取り付け部分へ無理なく接続できるか |
| 交換後 | 金具が閉じており、簡単に抜けないか |
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キーホルダー金具を付け外しするときの注意点
爪だけで無理に開けない
二重リングが固いときに、爪だけで無理に開こうとすると爪を傷めることがあります。
隙間が小さい場合はマイナスドライバーなどを使い、必要な分だけ開いて作業しましょう。
丸カンを左右に広げない
丸カンは左右へ引っ張るのではなく、切れ目を前後へずらして開閉します。
左右へ大きく広げると丸カンが変形し、閉じたときに隙間が残る場合があります。取り付けたパーツが抜ける原因にもなるため、開く方向を意識しましょう。
アクリル部分を工具で挟まない
アクリルキーホルダーの金具を交換するときは、ヤットコやペンチでアクリル本体を挟まないようにします。
工具は基本的に金属パーツへ使用し、アクリル部分へ直接強い力を加えないように作業しましょう。
金具に変形や隙間がないか確認する
交換後は、金具を軽く動かして接続状態を確認します。
丸カンの切れ目が大きく開いていたり、二重リングが変形していたりする場合は、そのまま使用せず交換を検討しましょう。お気に入りのキーホルダーを長く楽しむためにも、金具部分を定期的に確認することが大切です。
キーホルダー金具の付け方・交換に関するよくある質問
キーホルダーの金具が固くて開かないときは?
金具の構造に合わせた工具を使いましょう。二重リングであれば細いマイナスドライバーなどで先端に隙間を作り、丸カンであれば2本のヤットコを使って前後に開きます。
無理に力を加えると金具が変形する可能性があるため、少しずつ動かすことがポイントです。
工具なしでも金具を交換できる?
ボールチェーンなど、工具を使わずに付け外ししやすい金具もあります。一方、丸カンのように工具を使ったほうが開閉しやすく、形を整えやすいパーツもあります。
無理に指や爪だけで作業するのではなく、金具に適した工具を使用するとスムーズです。
アクキーの金具だけ交換できる?
接続部分を取り外せる構造であれば、アクリル部分をそのまま残して金具だけを交換できる場合があります。
ただし、製品によって取り付け方法は異なります。交換前に、アクリル本体の穴、丸カン、金具がどのようにつながっているかを確認しましょう。
金具が外れやすくなったら交換したほうがいい?
丸カンに隙間ができている、ナスカンの開閉部分が戻りにくい、二重リングが大きく変形しているなどの変化が見られる場合は、状態を確認したうえで交換を検討するとよいでしょう。
特にバッグなどに付けて持ち歩くキーホルダーは、移動中に金具へ負荷がかかります。紛失を防ぐためにも、使用前に接続部分を確認しておくと安心です。
まとめ|金具の付け方を覚えてキーホルダーを長く楽しもう
キーホルダー金具の付け方・外し方は、金具の構造によって異なります。
二重リングは先端に隙間を作って回しながら通し、丸カンは2本のヤットコなどを使って前後方向へ開閉するのが基本です。ナスカンやカニカンを交換するときは接続している丸カンを確認し、ボールチェーンはコネクター部分を操作して付け外しします。
作業するときは無理に力を加えず、金具に適した工具を使用しましょう。特にアクリルキーホルダーの場合は、工具でアクリル本体を挟んだり、取り付け穴へ強い力を加えたりしないことが大切です。
金具の名前や特徴から確認したい場合は、「キーホルダーパーツの名前一覧|金具の名称・特徴を写真なしでもわかる図解つきで解説」をご覧ください。
オリジナルのアクリルキーホルダーを作りたい方は、フルプリワークスのアクリルグッズ製作もぜひご活用ください。お気に入りのデザインを形にして、自分だけのキーホルダー作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

