ビジネスシーンでは、日頃の感謝をどのように伝えるかが、取引先との信頼関係づくりに大きく関わります。特に年末年始の挨拶としてカレンダーを送付する場合、品物だけを送るのではなく、丁寧なメッセージや送付状を添えることで、より誠実な印象を届けやすくなります。
カレンダーは、1年を通じて相手の手元に残る実用的な贈り物です。そのため、送付時の一言や挨拶文に配慮することで、単なる形式的な贈答品ではなく、感謝の気持ちが伝わるコミュニケーションの機会になります。
本記事では、カレンダー送付時にメッセージを添える意味や送付状の基本構成、取引先に使える例文、送付時のマナーについて解説します。年末年始のご挨拶やノベルティ送付を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
カレンダー送付時にメッセージを添える意味
カレンダーを送付する際にメッセージや送付状を添えることは、ビジネスマナーとして大切な配慮のひとつです。
取引先にカレンダーを送る目的は、単に品物を届けることだけではありません。日頃のご愛顧への感謝を伝え、今後も良好な関係を続けていきたいという思いを表す意味があります。
特に法人間のやり取りでは、品物の内容だけでなく、添えられた言葉や対応の丁寧さも相手の印象に残ります。短い文章であっても、相手に配慮したメッセージを添えることで、企業としての誠実さや信頼感を伝えやすくなります。
年末年始の挨拶として感謝を伝えられる
カレンダー送付は、年末年始の挨拶を兼ねて行われることが多いです。
1年間の取引や協力に対する感謝を伝えるタイミングとして自然であり、訪問が難しい場合でも、送付状を添えることで丁寧なご挨拶になります。
たとえば、「本年中のご厚情に心より御礼申し上げます」「来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます」といった表現を入れることで、年末らしい丁寧な印象になります。
取引先との信頼関係を深めるきっかけになる
ビジネスでは、日々のやり取りだけでなく、節目ごとの挨拶も関係性を築くうえで重要です。
カレンダーに添えるメッセージは、相手への感謝や敬意を改めて伝える機会になります。特別に長い文章を書く必要はありませんが、相手先との関係性に合った言葉を選ぶことで、より好印象につながります。
特に継続的な取引がある企業や、今後も関係を深めたい取引先には、形式的すぎない一文を添えると、温かみのある印象を与えられます。
形式的な贈り物に温かみを加えられる
カレンダーは年末の定番ノベルティとして広く活用されています。その一方で、毎年多くの企業から同様の贈り物が届くこともあります。
その中で印象に残るためには、送付時のメッセージが大切です。相手を思いやる言葉や、日頃の感謝を表す一文があるだけで、贈り物に温かみが加わります。
以下のように、メッセージを添える目的を整理しておくと、文章を作成しやすくなります。
| メッセージを添える目的 | 伝えられる内容 |
|---|---|
| 感謝を伝える | 日頃の取引や協力への御礼 |
| 敬意を示す | 相手先への配慮や丁寧な姿勢 |
| 関係継続を願う | 今後のお付き合いへの前向きな気持ち |
| 用件を明確にする | カレンダー送付の目的や内容 |
カレンダー送付に添える送付状の基本構成
カレンダーを取引先へ送付する際は、送付状を添えると丁寧です。
送付状は、ビジネス文書としての形式を整えながら、感謝の気持ちを簡潔に伝えることが大切です。文章が長すぎると要点が伝わりにくくなるため、必要な項目を押さえつつ、読みやすくまとめましょう。
日付・宛名・差出人を明記する
送付状の冒頭には、日付、宛名、差出人を記載します。
日付は送付日または作成日を入れ、宛名には会社名・部署名・担当者名を正確に記載します。担当者名がわからない場合は、「ご担当者様」としても問題ありません。
差出人欄には、自社名、部署名、氏名、連絡先などを記載します。誰から送られたものかがすぐにわかるようにしておくことで、相手先も確認しやすくなります。
| 項目 | 記載内容の例 |
|---|---|
| 日付 | 令和〇年〇月〇日 |
| 宛名 | 株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様 |
| 差出人 | 株式会社〇〇 営業部 〇〇 |
| 連絡先 | 電話番号・メールアドレスなど |
表題で用件をわかりやすく伝える
送付状には、文書の内容が一目でわかる表題を付けます。
カレンダー送付の場合は、「カレンダー送付のご案内」「年末のご挨拶とカレンダー送付のご案内」などが使いやすい表現です。
表題を明確にすることで、相手が文書の目的をすぐに把握できます。ビジネス文書では、わかりやすさも重要なマナーのひとつです。
頭語・時候の挨拶・感謝の言葉を入れる
本文のはじめには、「拝啓」などの頭語を入れ、続けて時候の挨拶や相手先の繁栄を願う言葉を記載します。
その後、日頃の取引や支援に対する感謝を伝えます。
たとえば、以下のような表現が使えます。
「平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。」
「本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。」
「貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」
このような定型表現を使うことで、ビジネス文書として整った印象になります。
結びの挨拶と結語で丁寧に締める
送付状の最後には、今後の関係継続を願う言葉や、相手先の発展を祈る言葉を添えます。
結語には、「敬具」を使うのが一般的です。
締めの表現としては、以下のような文が適しています。
「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」
「末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。」
「来年も引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。」
カレンダー送付状に使えるメッセージ例文
ここでは、カレンダー送付時に使いやすいメッセージ例文をご紹介します。
取引先との関係性や送付時期に合わせて、文面を調整して使用するとよいでしょう。
取引先へ送る基本の例文
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、日頃の感謝の気持ちを込めまして、弊社カレンダーをお送りいたしました。ご活用いただけましたら幸いです。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
この例文は、時期を問わず使いやすい基本形です。文章が簡潔で、感謝と用件がわかりやすくまとまっています。
年末の挨拶を兼ねた例文
拝啓
師走の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
つきましては、日頃の感謝のしるしとして、弊社カレンダーをお送りいたします。ご笑納いただけましたら幸いです。
来年もより一層お役に立てるよう努めてまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
敬具
年末にカレンダーを送る場合は、1年間の感謝を伝える表現を入れると自然です。「本年中は」「来年も」といった言葉を使うことで、年末の挨拶としてふさわしい文面になります。
新年の挨拶を兼ねた例文
拝啓
新春の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
本年も変わらぬお付き合いを賜りますようお願い申し上げますとともに、ささやかではございますが、弊社カレンダーをお送りいたします。
ご活用いただけましたら幸いです。
本年が貴社にとって実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
敬具
新年に送付する場合は、「旧年中の御礼」と「本年もよろしくお願いします」という意味を入れると、自然な挨拶文になります。
簡潔に伝えたい場合の一言メッセージ
送付状ほどかしこまった文章ではなく、カードや短いメッセージを添えたい場合は、以下のような表現が使えます。
| シーン | 一言メッセージ例 |
|---|---|
| 年末の挨拶 | 本年も格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 |
| 日頃の感謝 | 日頃の感謝の気持ちを込めまして、カレンダーをお送りいたします。ご活用いただけましたら幸いです。 |
| 新年の挨拶 | 旧年中は大変お世話になりました。本年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。 |
| 継続取引先向け | いつも格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
短いメッセージでも、丁寧な表現を選ぶことで、相手に失礼のない印象になります。
カレンダーを送付する際に気を付けたいビジネスマナー
カレンダー送付では、メッセージの内容だけでなく、送る時期や宛名、デザインにも配慮が必要です。
相手に気持ちよく受け取ってもらうために、基本的なマナーを確認しておきましょう。
送付時期は年末前を目安にする
カレンダーは翌年に使用するものなので、年末ぎりぎりではなく、余裕を持って送付することが大切です。
一般的には、11月下旬から12月中旬頃までに届くよう準備するとよいでしょう。年末は多くの企業が忙しくなるため、遅くなりすぎると相手先で整理しにくくなる場合があります。
送付時期の目安は以下の通りです。
| 送付時期 | 特徴 |
|---|---|
| 11月下旬 | 早めに準備でき、相手先にも余裕を持って届けやすい |
| 12月上旬 | 年末の挨拶として自然で、受け取る側も使い始めやすい |
| 12月中旬 | 年内の挨拶としては間に合いやすいが、混雑に注意が必要 |
| 12月下旬 | 企業によっては休業前で確認が遅れる可能性がある |
できるだけ早めに発送準備を進め、相手先の年末休業日にも配慮しましょう。
相手に負担を感じさせない表現を選ぶ
カレンダーは実用的な贈り物ですが、贈答品である以上、相手に気を遣わせすぎない表現を選ぶことも大切です。
「つまらないものですが」という表現は、現在ではやや古い印象を与える場合があります。代わりに、「ささやかではございますが」「ご活用いただけましたら幸いです」といった表現を使うと、丁寧で自然です。
また、押しつけがましい表現は避け、相手が気軽に受け取れる文章にするとよいでしょう。
会社名・宛名・敬称の誤りに注意する
ビジネス文書で特に注意したいのが、会社名や担当者名の誤りです。
社名の表記、部署名、役職名、敬称に間違いがあると、せっかくの贈り物でも失礼な印象につながる可能性があります。
送付前には、以下の点を確認しましょう。
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社の位置や正式名称に誤りがないか |
| 部署名 | 最新の部署名になっているか |
| 担当者名 | 漢字や敬称に誤りがないか |
| 住所 | 移転前の住所になっていないか |
| 差出人 | 自社名・連絡先が正しく記載されているか |
特に複数の取引先へ一斉に送る場合は、宛名の差し替えミスが起こりやすいため、十分に確認しましょう。
カレンダーのデザインは相手先で使いやすいものを選ぶ
ビジネス用のカレンダーは、相手先のオフィスやデスクで使いやすいデザインを選ぶことが大切です。
企業ロゴやサービス情報を入れる場合でも、主張が強すぎるデザインより、日常的に使いやすいものの方が受け取ってもらいやすくなります。
特に取引先向けの場合は、以下のような点を意識するとよいでしょう。
| 選び方のポイント | 内容 |
|---|---|
| 見やすさ | 日付や曜日がひと目でわかる |
| 実用性 | 書き込みスペースがある、卓上で使いやすい |
| デザイン性 | オフィスに置いてもなじみやすい |
| 企業らしさ | ロゴやブランドカラーを自然に取り入れる |
カレンダーは長期間使用される可能性があるため、相手先の使いやすさを重視して選ぶことが大切です。
カレンダー以外の年末年始ノベルティもおすすめ
年末年始の挨拶品としては、カレンダーのほかにも、実用性やオリジナリティのあるノベルティが活用されています。
企業の印象を残したい場合や、他社との差別化を図りたい場合は、オリジナルグッズを検討するのもひとつの方法です。
実用性のあるノベルティは印象に残りやすい
ノベルティを選ぶ際は、受け取った相手が日常的に使いやすいかどうかが重要です。
実用性のあるアイテムは、手元に残りやすく、企業名やブランドに触れる機会も増えます。カレンダーと同じように、日常の中で自然に使えるアイテムを選ぶことで、継続的な印象づくりにつながります。
たとえば、キーホルダー、アクリルスタンド、ステーショナリー、クリアファイルなどは、企業ノベルティやイベント配布物としても活用しやすいアイテムです。
オリジナルグッズで企業らしさを伝えられる
オリジナルグッズは、企業のロゴやキャラクター、ブランドカラーを反映しやすい点が魅力です。
カレンダーは実用性に優れた定番アイテムですが、オリジナルアクリルグッズなどを組み合わせることで、より印象に残るノベルティ展開ができます。
たとえば、企業キャラクターを使ったアクリルキーホルダーや、ブランドロゴ入りのダイカットグッズは、展示会やキャンペーン、年末年始のご挨拶品としても活用しやすいアイテムです。
相手先に使ってもらいやすいデザインにすることで、企業の認知向上にもつながります。
フルプリワークスなら小ロットからアクリルグッズ制作が可能
年末年始のノベルティや企業オリジナルグッズを検討している場合は、フルプリワークスの活用もおすすめです。
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カレンダー送付とあわせて、印象に残るノベルティを準備したい場合は、アクリルグッズを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
カレンダーを送付する際は、品物だけを送るのではなく、メッセージや送付状を添えることで、より丁寧に感謝の気持ちを伝えられます。
送付状には、日付、宛名、差出人、表題、時候の挨拶、感謝の言葉、結びの挨拶を入れると、ビジネス文書として整った印象になります。特に取引先へ送る場合は、会社名や担当者名の誤りに注意し、相手に負担を感じさせない表現を選ぶことが大切です。
また、年末年始の挨拶品としては、カレンダー以外にもオリジナルノベルティを活用する方法があります。実用性があり、企業らしさを伝えられるグッズを選ぶことで、取引先への印象づくりにもつながります。
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