オリジナルアクリルダイカットの制作方法|原稿の作り方について

みなさんはアクリルキーホルダーを作成するにあたって、アクリルダイカットという手法が存在することをご存じですか?
アクリルダイカットとは、イラスト印刷したアクリルの板から型を切り抜いてグッズなどの製品を作成する手法のことです。
アクリルダイカットはアクリルキーホルダーを始めとするアクリル製のグッズを作成するときに主流な工法なので、オリジナルグッズを制作したいと考えている人は、アクリルダイカット用の原稿の作り方を学んでおきましょう。

今回は、アクリルダイカット用の原稿を作るときのポイントや注意点についてご紹介します。

 

□アクリルダイカットの原稿を作る際のポイント

*テンプレートをダウンロード時の注意点

作り方としてはまず、依頼する業者が指定しているソフトウェアやテンプレートをダウンロードする事から始めます。

何故なら業者によってデータを入稿する時に必要なソフトウェアが違うからです。

中にはデータでなくても、手描きの絵や写真を受け付けている業者もいます。

アクリルダイカットのオリジナル原稿を作る時の注意点は原稿を作る時にテンプレートをダウンロードするのですが、上手に開けない場合があります。

そういう時はダウンロードに必要なソフトが自分のデバイスに入っていない可能性があるので確認してみましょう。

作成をする場合は業者が指定する形のデータを入稿しないと、そのままデータを返却されてしまう事もあるので注意が必要です。

*フォントが変更されないようアウトライン化する

デザインの中に文字を取り入れている場合は、特定の処理をしていないと、本来想定していたフォントとは別のフォントに置き換えられてしまう危険性があります。
これを未然に防ぐためには、アウトライン化と呼ばれる処理が必要になります。

フォントをアウトライン化することによって、フォントがパスで構成されたオブジェクトへ変換されるため、パソコンのスペックや使用環境による影響を受けなくなります。
こうすることによって業者がグッズへデザインを印刷するときに、フォントが変更されることがなくなります。
原稿データを業者へ納品する前にアウトライン化するよう心がけましょう。

*著作権の注意点

デザインは個人のオリジナル性が重視されるので、著作権や肖像権を侵害するようなものは業者は受け付けてくれないので注意が必要です。

その為、例えば二次創作物である同人誌を作る場合や、他人の写真を使う場合には細心の注意をしなければなりません。

基本的に二次創作物は販売目的以外であれば大丈夫な可能性が高いですが、写真の場合は使う人の顔や住所等個人情報が特定出来るものは写さないようにする必要があります。

*印刷後の色

原稿データを実物に印刷したとき、想定した色とは違う色合いで印刷されてしまうことがあります。

これは、原稿を作るときにどのような手法で色を決定していたかに左右されるため起こってしまうのです。
色を表現するとき、複数の色合いを持つ光を発光させることで一つの色を表現する加法混合と呼ばれる手法であるRGBカラーモードと、光を反射することによって観測者に特定の色を認識させる減法混合と呼ばれるCMYKカラーモードという、二つの表現法が主流です。

このうち、実際に作品へイラストを印刷した場合、デジタル向けに設計されたRGBカラーモードで原稿データを作成するより、光の反射具合で色合いを表現するCMYKカラーモードで原稿データを作成した方が、原稿データのイラストと完成品の間にギャップが生まれにくくなるため、おすすめです。

 

□最後に

今回は、アクリルダイカット用の原稿を作成する際、どのようなポイントについて注意すれば良いか紹介しました。

 

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