アクリルに描いた油性が消えてしまったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
消えないようにするための方法がいくつかあります。
この記事では、アクリルの油性ペンが消えないようにする方法や水性ペンが適さない理由を紹介します。
□アクリルの油性ペンが消えないようにするには?9つ紹介します!
1つ目は、セロハンテープです。
油性ペンで描いた部分にセロハンテープを貼ります。
剥がれないようにセロハンテープの角を切り落としておくと良いでしょう。
2つ目は、OPPテープです。
セロハンテープよりも丈夫で幅の広いビニールテープです。
セロハンテープと同じように貼りましょう。
3つ目は、ブックコートフィルムです。
本用の保護シートで、セロハンテープやOPPテープよりも厚みがあり、広範囲に貼れます。
セロハンテープと同じように貼りましょう。
4つ目は、木工用ボンドです。
乾くと透明になり、耐水性に優れているといえるでしょう。
油性ペンで描いた部分に塗って乾かします。
5つ目は、透明のマニュキュアです。
油性ペンの部分に塗り、乾かしましょう。
6つ目は、スプレーのクリアラッカーです。
スプレーを吹きかけて、広範囲を保護します。
吹きかける際は、近すぎると滲んでしまうため、注意しましょう。
7つ目は、アクリル系のフィキサチーフです。
絵画用で、定着させるために使われています。
オイル系やアルコール系など種類が多くありますが、相性があるためアクリル系のものを使いましょう。
8つ目は、UVレジンです。
油性ペンで描いた部分に垂らして、レジン用の紫外線ランプか太陽光を当てて硬化させます。
9つ目は、目打ちでなぞる方法です。
保護とは違う方法であり、プラスチックに傷をつけて、インクのノリを良くする方法ですよ。
□なぜ水性ペンは適さない?
アクリルは水分を弾く性質があり、水性ペンは適していません。
水性ペンが適しているのは、ホワイトボードのような硬質塩ビ板です。
種類によっては水性でもアクリル板に使えるものがありますが、薬品の効果が高くなっているため表面が腐食してしまうことがあるので注意しましょう。
そのため、アクリル板に何か書く場合は油性が適しており、綺麗に書けます。
□まとめ
今回は、アクリルの油性ペンが消えないようにする方法や水性ペンが適さない理由を紹介しました。
描いたものが消えないようにするためにはアクリルの性質を理解して、工夫するようにしましょう。
何か分からないことがあれば、ぜひ当社にご相談ください。