入稿するときに設定するべきファイル形式とは?jpgやpngの特徴も紹介します!

自分で創作したキャラクターをアクキーに投影させたい方は一定数いらっしゃると思われます。
そんなオリジナルグッズを作成する際に重要な手順である「データ入稿」。
イラストデータを入稿する際に設定するべきファイル形式についてご存知でしょうか。
そこで今回は、画像の拡張子について解説したうえで、jpgとpngのそれぞれの特徴についてメリットとデメリットを交えながら紹介します。

 

□jpgやpngに代表される画像の拡張子ってなに?

 

*ファイルの種類や形式を表す拡張子

拡張子とはすなわち、「ファイル名の後ろに、ピリオドで区切られた3~4文字ほどの英数字によって、画像・音声・動画・プログラムの実行ファイルなどといった多種多様なデータの種類」のことを指します。
私たちが画像をパソコン上に保存する際に、保存ファイル名のピリオドより後ろにjpgやpngを見かけますよね。
こういった文字が、拡張子なのです。

実は、画像ファイルの保存形式は拡張子の種類によって異なります。
それぞれの拡張子に特徴がありますので、特に仕事でデザインや印刷に関わる方は、その違いを理解するようにしましょう。

 

□入稿するときに設定するべきファイル形式とは?

 

ここでは代表例として、jpgとpngを紹介します。
これから紹介するそれぞれの特徴を踏まえた上で、入稿するために設定するファイル形式を決めてみてください。

1.jpg(jpeg)
この拡張子は、JPEG形式のフルカラーに対応している画像形式のファイルに付けられます。
なお、一部のデータを切り捨てて圧縮する、非可逆圧縮(圧縮する前のデータと、圧縮した後に展開したデータが一致しない圧縮方式)の保存形式となっています。

JPEG形式には、下記にあるメリットとデメリットを持っています。
メリット:一定の画質を保持しながら容量を縮小できる
デメリット:データを保存するたびに圧縮されるため画質が劣化しやすい

2.png
この拡張子は、PNG形式のフルカラーに対応している画像形式のファイルに付けられます。
さらに、データを圧縮した後でも復元することが可能です。

以下がメリットとデメリットです。
メリット:画質の劣化が全く起こらない、透明や半透明機能も使用できる
デメリット:JPEG形式よりもファイルの容量が大きくなる

 

□まとめ

 

拡張子は、「画像・音声などといったさまざまなデータの種類」のことを表しています。
さらに拡張子にはさまざまな種類があり、タイプによって特徴も異なります。
JPEG形式には、「画質を維持しながら容量を縮小できる」メリットがありますが、「データを圧縮する都度に画質が劣化しやすい」といったデメリットも併せ持っています。
また、PNG形式は、「画質の劣化が全く起こらず、透明機能も使用できる」メリットがある一方で、「JPEG形式よりもファイルの容量が大きくなる」デメリットもあります。
これらの特徴を配慮したうえで、入稿データのファイル形式をぜひ決めてみてはいかがでしょうか。

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