同人グッズを作っている方の中にはその販売をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
特に、イベント以外での販売方法については馴染みがないため不安を感じている方も多いかもしれません。
そこで今回は同人グッズの販売方法とそれに適した販売サイトについて、紹介します。
□同人グッズはどんな販売方法がある?
1.委託販売
委託販売とは作成したグッズを特定の店舗に納品しその店舗が販売を代行する方法です。
この方法では梱包や発送といった手間を店舗が全て引き受けてくれる点が大きなメリットと言えます。
しかし、店舗に手数料を支払う必要があるため、手数料が高い場合に利益が減少する可能性もあります。
そのため、慎重な価格設定が必要です。
2.自家通販
自家通販は作家自身が販売から発送までを手掛ける方法です。
この方法は手数料を気にせずに販売できる点がメリットと言えます。
その反面、発送や金銭の管理、購入者との連絡なども全て自分でこなす必要があるため手間がかかります。
特に商品の在庫管理や発送作業は1人で行うには負担が大きい場合もあるため、余裕がある人におすすめの方法ですね。
□同人グッズ販売におすすめのサイト3選
*BOOTH
BOOTHは、pixivで有名な株式会社ピクシブが運営する販売サイトでpixivとの連携も可能です。
ショップの解説や運営に費用がかからず、注文がある度に3.6%の手数料を支払うだけという非常にリーズナブルなサービスです。
また、1個から同人グッズの作成が可能なpixivFACTORYと連携することで、商品の生産から発送までを一元管理できるのも大きな魅力です。
さらに、デジタル商品も販売できるため、さまざまな商品ラインナップを考えている方には特におすすめです。
*BASE
BASEは同人作家だけでなく多様な分野で活動する個人や法人も利用する販売サイトです。
ショップの解説と運用費用はかかりませんが、商品代金の3.6%+40円の手数料が必要です。
さらに、ショップの検索順位を上げるためのSEO対策やメールマガジン配信など、多くの追加機能を無料で利用できます。
特に、SEO対策機能は作品を多くの人に知ってもらうために非常に効果的な機能です。
*STORES.jp
STORES.jpは決済手数料が商品代金の5%とやや高めですが、多くのカスタマイズオプションがあります。
また、月額980円のプレミアムプランを利用すると商品ページのデザインカスタマイズや、決済方法の選択が可能になります。
□まとめ
同人グッズを販売する際の選択肢としては委託販売と自家通販があります。
それぞれにはメリットとデメリットがあり、自分の状況や目的に合った方法を選ぶことが重要です。
特に、自家通販を選ぶ場合にはBOOTH、BASE、STORES.jpといった販売サイトがあり、それぞれに独自の特色と機能があります。
これらのサイトを上手く活用することで販売サイトを充実させ、作品を多くの人々に届けられます。
同人グッズを販売する際は是非利用を検討してみてください。