どうすればいいの?アクリルキーホルダーを保護するには

アクリルキーホルダーは、使っているうちに表面が傷んできます。
アクリルキーホルダーは、アクリルの表面に直接印刷する場合が多いので、どうしても傷がつきやすいものです。
アクリルキーホルダーの表面が汚れたり、剥がれたりしないように保護するにはどうすればいいのでしょうか。

□シールを貼る

アクリルの上に透明なシールを貼れば、デザインを損なうこともなく簡単に保護することができます。
また、インクが溶ける心配がないのも、シールを貼るメリットと言えるでしょう。
ちなみに、100均に売っているラミネートフィルムも、透明シールの代用として使えます。
さらに、携帯用の保護フィルムも丈夫なので、使ってみるといいでしょう。

シールを貼るには、まず金具を外します。
シールが大きい場合は、アクリルキーホルダーより、少し大きいくらいのサイズに切っておいてください。
次に、アクリルキーホルダーの裏面にシールを貼りましょう。

シールは、空気が入らないように、注意しながら貼っていきます。
シールを貼り終わったら、アクリルキーホルダーからはみ出した部分をカットします。
余分なシールを全部カットしたら、金具を取り付けて完成です。

シールは、端が余っていると、そこから剥がれていきやすいので注意しましょう。
シールは値段が高く、他の方法より割高になるのがデメリットです。
また、一度シールを貼ると貼り換えができないのも、デメリットと言えるでしょう。
もし貼ったシールを剥がすと、絵柄も一緒に剥がれるおそれがあります。

□トップコートを塗る

アクリル面を保護するのに、トップコートを塗る方法があります。
トップコートはシールよりも安く、乾燥も後述するレジンより早いのが特徴です。
ちなみに、トップコートにはスプレータイプもあります。

つや出しタイプとつや消しタイプがあるので、好みで選ぶといいでしょう。
トップコートにはスプレータイプもあります。
スプレーだとムラなく濡れるのと、厚塗りにならないので使いやすくて便利です。

トップコートを塗るには、まず金具を外してから、アクリル板の裏に薄くトップコートを塗ってください。
塗ったら乾燥させて金具を取り付ければ完成です。
ただし、アクリルキーホルダーの印刷に使用しているインクによっては、トップコートをかけると溶けてしまう場合があります。
そのため、使っているインクがトップコートに影響されないかどうか、ネットで検索して調べておく必要があります。

□マニキュアを塗る

色のついたマニキュアを塗ると、ちょっと変わった感じに保護できます。
マニキュアで保護するメリットのひとつに、カラーバリエーションが豊富なことが挙げられます。
特にラメ入りだと、オリジナリティが出せるのでおすすめです。

ただし、使用するマニキュアと印刷面のインクの相性によっては、インクがひび割れたり溶けたりすることもあります。
ジェルタイプのマニキュアは問題ありませんが、速乾性タイプはほとんどの場合インクに悪影響を及ぼします。

□レジンを塗る

アクリル面にレジンを塗ると、保護できる上にかわいい仕上がりになります。
レジンを塗るにはまず金具を外して、アクリルキーホルダーの裏側に塗りましょう。
次に、アクリル全体にレジンを塗り、気泡ができたらすべてつぶしてください。

それから、UVライトを当てるか太陽光に当てて硬くします。
硬くなったら、金具を取り付ければ完成です。
レジンを塗ると、絵柄が削られるのを防ぐだけでなく、裏面もツルツルになり、光沢が出るので見た目がよくなります。

レジンはマニキュアなどで保護するよりも長持ちする上に、インクが溶けるおそれも少ないので安心して使えます。
ただし、レジンを塗った面が多少べたつくのがデメリットです。
また、レジンの質が悪かったり、UVに当てる時間が十分でなかったりすると、しっかり固まりません。

硬さが足りなければ、1日中窓際において太陽光を当てると、固まることが多いので試してみるといいでしょう。
表面のべたつきは、未硬化ジェルの拭き取り液や、ノンアセトンの除光液で拭くときれいに取れます。

ちなみに、レジンを使うと時間経過とともに、色が黄色がかってくる場合があります。
これは、レジンを使うと避けられない現象ですが、気になるようでしたら変色に強いレジンを使うようにしましょう。

□マスキングテープを使う

マスキングテープにもいろいろな種類がありますが、かわいい柄のついたマスキングテープを使えば、背景もよくなる上に保護にもなります。
マスキングテープは柄が豊富なので好きな柄が選べる上に、貼る際に失敗してもやり直しが簡単にできるのが特徴です。
また、マスキングテープが汚れたら貼り換えができるので、常にきれいな状態で使うことができます。

使い方は、まずマスキングテープを用意して、アクリル板の裏に貼ります。
貼ったらマスキングテープを切り取りますが、その際アクリルの形に沿って切ってもいいし、キャラの形に切ってもかまいません。
マスキングテープだけを貼ると剥がれやすいので、その上からボンドやトップコートやレジンなどを塗ると剥がれにくくなります。

ただし、トップコートやレジンを使うと、インクが溶ける場合があるので注意してください。
ボンドを使えばインクが溶ける可能性はほとんどありませんが、そのまま塗ると濃すぎるので少し水で薄めたほうがいいでしょう。
ただし、ボンドを塗るとトップコートやレジンに比べて、少し透明感がなくなるのが難点です。

□保護カバーを使う

市販の保護カバーを使うと、簡単に保護することができます。
ただし、市販品は値段も高くサイズも数種類しかないので、大きなアクリルキーホルダーには使えない可能性があります。
保護カバーは、市販品を使わずに自作することもできるので、以下に作り方を紹介しましょう。

用意するものは軟質のカードケースです。
その中にアクリルキーホルダーを入れ、アクリルキーホルダーに沿ってヘアアイロンを押し当てて圧着します。
カードケースが熱で柔らかくなったら、中の空気を指で押して抜いてください。

空気が抜けたら冷めるのを待ち、冷めて固まったら周囲を切り取れば完成です。
自作の保護カバーは、市販品に比べてずっと安く作れる上に、大きなアクリルキーホルダーでも保護できるのが大きなメリットです。
特大のアクリルキーホルダーを作って、部屋のインテリアにしている場合は、自作の保護カバーを使うことをおすすめします。

また、汚れたらいつでも交換できるのも、自作保護カバーのメリットです。
インクが溶けるおそれもないので、安心して作れるのも自作カバーの強みでしょう。

□アクリルキーホルダーの保護

アクリルキーホルダーは、自作でも作れるし業者に依頼して作ってもらうこともできます。
アクリルキーホルダーは、同じものをずっと使うというよりも、ある程度使って飽きてきたら、新しいものに交換する人も少なくありません。
交換するタイミングは、ある程度使って飽きた時以外にも、アクリルキーホルダーの表面が汚れたり剥がれてきたりしたときなどに、交換することが多いようです。

このように見ると、アクリルキーホルダーの表面の汚れや剥がれは、それほど気にしなくてもいいのかもしれません。
また、中には数個のアクリルキーホルダーを持っていて、その日の気分で取り換えて使っている人もいるようです。

そういう使い方だと、同じものをずっとつけているのに比べて、汚れたり剥がれたりするケースは少なくなります。
しかし、どうしても汚れや剥がれが気になるようでしたら、ここに紹介したような方法で保護するといいでしょう。

□まとめ

アクリルキーホルダーの表面を保護するには、シールを貼ったりトップコートを塗ったり、マニキュアやレジンを塗る方法などがあります。
また、マスキングテープを使ったり、市販の保護カバーを使ったりするなど、保護する方法はいろいろあります。

 

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