白打ちについて知っている方はいらっしゃいますか。
アクリルキーホルダーを作る際に白打ちは重要な役割を果たします。
ぜひ、この記事で白打ちについて知り、アクリルキーホルダー作成に活かしてください。
□印刷を綺麗にするためには白打ちが必須
白打ちとはアクリルキーホルダーの様に透明な素材に印刷を行う際に、一度白色のインクを塗ってからプリントする方法のことです。
インクジェットプリンターに使用されるインクは透過性があります。
この性質を活かして重ね塗りすることで別の色を表現しています。
しかし、素材が透明の場合は裏面のデザインや背景の色が映ってしまいますよね。
これを防ぐために白打ちを行います。
白打ちをすることで裏表のデザインが混ざることなく印刷できます。
□白打ちをするデザインと白打ちをしないデザインの違い
実は全てのアクリルキーホルダーが白打ちをするわけではありません。
白打ちをした場合としない場合ではどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれ順に見ていきましょう。
*白打ちをする場合
白打ちをすると両面にデザインを印刷できます。
しかし、アクリル素材の性質上後ろの色は多少透けてしまいます。
そのため、両面に印刷する場合には同じデザインにするのが望ましいでしょう。
白打ちの濃度を100パーセントにすると、本来デザインした色とかなり近い色で印刷できます。
細部までこだわったイラストや色鮮やかなデザインにする場合には白打ちによって発色が良くなります。
*白打ちをしない場合
白打ちを行わない場合はどの様なデザインになるのでしょうか。
行わない場合は、透明度の高い淡い色合いになります。
例えば、グラデーションを表現したい場合には白打ちなしが良いでしょう。
アクリル素材本来の透明度とインクの透過性が上手く合わさって、半透明なグラデーションを演出できるでしょう。
また、アクリルキーホルダーの一部を白打ちなしにできます。
例えば水を持つ人をイメージしてみてください。
水は本来透明ですよね。
そのため、水の部分だけを白打ちを抜くと、その部分だけ背景を透過します。
このようにデザインを印刷する場合でも、透過させる部分と透過させない部分を作ることで、表現の幅が広がります。
ただし、やはり白打ちしていない部分は背景が濃い場合や陰になると見えにくくなってしまいます。
白打ちをしない場合のデメリットも考慮しながら、デザインを考えると良いでしょう。
□まとめ
今回は白打ちについて紹介しました。
時間をかけてデザインしたイラストを印刷すると全く違う見た目になると悲しいですよね。
白打ちとインクの透過性について理解し、イメージ通りのアクリルキーホルダーを作ってみてください。
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