アクリル製品に傷が付いてしまったときの磨き方を解説します!

「アクリルにキズがついてしまった」
「どうしたらキズが消せるのだろう」

このようにお悩みの方も多いでしょう。

しかし浅い傷であれば、磨くことでリカバリーが可能です。
今回は研磨剤や耐水紙やすり、コンパウンドを使った、アクリルの磨き方について説明します。

 

□研磨剤を利用したアクリルの磨き方について

 

最初に、研磨剤と耐水紙やすりを利用したアクリルの磨き方を説明します。
耐水紙やすりの番数に関しては、アクリルについたキズの深さによって変えましょう。
目安としては、
・爪が引っかかるようなら400番~
・少し爪が引っかかるようなら600番~
・爪が引っかからない程度のキズなら1000番~
・目立たない程度のキズなら研磨剤
を使うと良いでしょう。

耐水紙やすりを使うキズの深さの場合は、水を付けながら磨いていきましょう。
600番よりも荒い耐水紙やすりを使う場合には、擦りすぎて歪まないように気を付けましょう。
耐水紙やすりで磨くのは、あくまでキズの深さまでです。

キズの大きさよりも広い範囲を磨き、仕上げに研磨剤を使います。
水拭きと乾拭きが完了したら完成です。

 

□コンパウンドを使用したアクリルの磨き方について

 

コンパウンドは、よく車のキズ消しに使われています。
前述したやすりよりも細かい粒子で、アクリルの表面を磨けます。
今回は、SOFT99という車のボディ用コンパウンド研磨剤を使用した例を紹介します。

このコンパウンドには3種類あり、
1 細目
2 中目
3 極細
の順番で使用します。

まずは細目コンパウンドを1~2滴アクリルに垂らし、布で均一に広げながら磨いていきます。
布の代わりに、コンパウンドスポンジを使っても良いです。
全体的にバランスよく、縦と横を交互に擦っていくのがコツです。

この手順が終わったら、同じように中目と極細を順番に使って磨いていきます。
注意点としては、コンパウンドを変える際に、同じ布の同じ面を使わないようにしてください。
もしキズが消えない場合には、順番を上にさかのぼって細目からまたやり直すと良いでしょう。

ただし、あまりに深い傷は磨きだけでは消えきれないケースもあるので、注意しましょう。

 

□まとめ

 

今回は研磨剤や耐水紙やすり、コンパウンドを使ったアクリルの磨き方について説明しました。
これらの道具を上手に活用して、キズの目立たないアクリルを目指しましょう。
当社では、様々なアクリル商品を取り扱っております。
アクリルに関する制作をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。