様々な用途で使用されているアクリル素材は、衝撃に強いですが傷つきやすいのが特徴です。
ついてしまった傷を消すためには、どのような方法があるでしょうか。
この記事では、アクリルについた傷を消す方法について紹介します。
□アクリルに傷がついた!歯磨き粉での傷消し方法を紹介します!
アクリルは傷がつきやすく、目立ちやすい素材です。
例えば、アクリル素材の時計を使っているうちに、傷が目立ってきたと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、修理に出すのは面倒臭いという方に、歯磨き粉を用いて傷を綺麗にする方法を紹介します。
まず、傷がついている部分に歯磨き粉を長さ2ミリ程度出します。
そして、出した歯磨き粉を伸ばすように、優しく擦ります。
強すぎるとかえって傷が増えてしまうため、注意してください。
最後に、歯磨き粉を繊維質紙で拭き取りましょう。
この方法で、アクリル素材に付いた傷が綺麗になります。
綺麗になる理由は、歯磨き粉に含まれている研磨剤によるものです。
修理に出すよりも簡単に、低コストできる方法であるため、修理に出す前に一度試してみてくださいね。
□歯磨き粉以外にも傷消し方法が?3つ紹介します!
1つ目は、プラスチック磨きクロスを使う方法です。
こちらも研磨剤と艶出しワックスが含まれているため、アクリルの傷を綺麗にできますよ。
まず、傷のある部分を洗うか拭くかして、汚れを落としましょう。
その後に、クロスで優しく擦りましょう。
他に用意するものもなく、拭くだけでできる最も簡単な方法です。
2つ目は、プラスチッククリーナーを使う方法です。
プラスチック専用の汚れや傷を落とすクリーナーを使って、綺麗にする方法です。
まず、傷のある部分を洗うか拭くかして汚れを落とし、クリーナーで優しく擦りましょう。
その後、綺麗な布を用意して、2分から3分程度置いた後にから拭きましょう。
注意点は、光沢のないプラスチックには使用できないことです。
3つ目は、コンパウンドを使う方法です。
研磨剤のコンパウンドとサンドペーパーを使って傷を綺麗にする少し本格的な方法です。
まず、傷のある部分を洗うか拭くかして汚れを落とし、1000〜1200番のサンドペーパーで擦ります。
その後に、1500、続いて2000のサンドペーパーで磨きましょう。
最後に、目の粗いサンドペーパーと仕上げ用のサンドペーパーを使って磨き上げると完了です。
□まとめ
今回は、アクリルについた傷を消す方法を紹介しました。
方法を間違うと、余計に傷がついてしまうかもしれません。
注意点を把握して、傷消しするようにしましょう。