皆様は、ラバーキーホルダーがどのようなものかをご存じでしょうか。
今回は、ラバーキーホルダーにあまり詳しくない方へ向けて、ラバーキーホルダーの特徴や劣化について解説します。
ぜひご覧ください。
□ラバーキーホルダーとは?
ラバーキーホルダーとは、ゴム素材(ラバー)でできたキーホルダーのことで、個人向けのキャラクターグッズや企業や商品のノベルティグッズとして人気があります。
また、ラバー素材には、環境ホルモン対応のフタル酸エステルを含まない素材「ATBC-PVC」 を使用しています。
ゴム素材なのでスマホのストラップとして利用しても、携帯の画面を傷つけにくいのが利点です。
ラバーキーホルダーとアクリルキーホルダー(アクキー)は、素材以外にも製造方法が異なります。
アクキーは印刷により製造されますが、ラバーキーホルダーは印刷ではなく、色のついたゴム素材を金型に流し込み、それを固めて制作されます。
印刷では実現できない立体的な凸凹のある表現が可能ですが、金型製作にどうしても費用がかかってしまいます。
アクキーとは違って1個から作成できないのは、この制作方法の違いのためです。
□ラバーキーホルダーの色移り、経年劣化について
*色移りについて
ラバーキーホルダーの色が他の製品に移るという事は、ラバーキーホルダーと別の製品が密着した状態が続いているという事です。
例えば雑誌やカタログ等のチラシと密着した状態が続いた場合、ラバーキーホルダーから発生した可塑剤がチラシ中のインクを溶かし、それがラバーキーホルダーに移ってしまうことは起こりうるかと思います。
そのため、ラバーキーホルダーを綺麗に保管したい場合は、袋の中で保管するかケースの中で吊るした状態で保管して、できるだけ他のものと密着しないようにすることが大切です。
*経年劣化について
原料となるPVCや可塑剤の品質改善により、10年程度ではラバーキーホルダー本体が劣化して、崩れたりする事は減ってきています。
一方で、変形してしまうという問題は残されたままです。
ラバーキーホルダーは生産時に高温の液体ゴムを冷却して固化させているので、放置しておくだけでも大きく変形してしまいます。
また、長期間ケースの中で潰された様な状態で保管されると、曲がってしまったり歪んでしまったりします。
一度曲がってしまった製品は、基本的に元に戻す事はできません。
保管方法には注意しましょう。
□まとめ
今回は、ラバーキーホルダーの特徴や劣化について解説しました。
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オリジナルグッズの作成に興味があるという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。