突然ですが、皆様は「カニカン」と「ナスカン」という名前を聞いたことがありますか。
仮に名前を知っていても、その違いや使い方についてはそこまで詳しく知らないという方も多いかと思います。
今回は、ナスカンとカニカンの違いやカニカンの具体的な使い方についてご紹介します。
□キーホルダーの留め具に使われるカニカン・ナスカンの違いとは?
そもそも、カニカンやナスカンは留め具として使用されるパーツのことを指します。
そんなカニカン・ナスカンの名前の由来は意外にもそのままで、形が「カニの爪」と「なす」に似ているからです。
カニカンはストラップやネックレスに良く用いられており、小さめの爪のようなフックで固定して使用します。
一方ナスカンは、特に明確な使用用途が存在するわけではありませんが、上部がフック、下部が回転カンであるといった少し複雑な形状をしているのが特徴です。
□カニカンの使用方法についてご紹介!
基本的に、ネックレスやブレスレット、ストラップなどにカニカンを使用する際には、かませる相手側のパーツとセットで運用します。
例として、アジャスターとセットで使うと長さの調節が可能になるのでかなり便利に運用できるなどといったことが挙げられます。
また、ハンドメイドでアクセサリーを作る場合、利き手側につけると取り外しがしやすいため自分の利き手に合わせて取り付ける場合が多いことも覚えておくと良いでしょう。
ここからは具体的なカニカンの使い方を例示します。
*Cカン・丸カン・チェーンを使う場合
まず用意するものは以下の通りです。
・Cカン(丸カン)
・カニカン
・チェーン
そして手順は以下の通りです。
1.Cカンを開けてカニカンのカン部分に通す
2.通したCカンにチェーンを通す
3.最後にCカンを閉じて完成
このように、少ない手順で簡単に取り付けられるので、初めての方でも問題なく作れます。
またCカンをあける際、強引に手であけるよりもヤットコのような工具を使用する方が、閉じる際にも楽になるのでおすすめです。
*ナイロンコートやワイヤーでつなげる場合
用意するものは以下の通りです。
・ワイヤー(ナイロンコート)
・カニカン
・つぶし玉
そして手順は以下の通りです。
1.ワイヤーをカニカンのカン部分に通す
2.通したワイヤーにつぶし玉を通す
3.つぶし玉をカニカンに近づけて、つぶす
こちらの方法でも、特に難しい工程はなく簡単に取り付けられます。
唯一注意するべき点は、つぶし玉の使い方です。
つぶし玉はワイヤー2本に通さないと効果を発揮しないので、そこだけは確実に行うようにしてください。
□まとめ
今回は、留め具として使われるカニカンとナスカンの違いに加えて、カニカンの具体的な運用方法についてご紹介しました。
フルプリワークスで制作できるアクリルキーホルダーには、今回ご紹介したナスカンを使用しています。
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