「アクリルにはどんな特徴があるのだろう」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
今回はそのような方に向けて、アクリルの特徴について解説をします。
ぜひ参考にしてみてください。
□アクリルの特徴について
1つ目は、透明度です。
アクリル板はガラスよりも高い透過性と透明度があります。
光線透過率は93パーセントといわれています。
2つ目は、加工性が高いことです。
切断や曲げ、穴あけなど、加工の自由度が非常に高いです。
接着剤を使用した貼り合わせ加工もできます。
3つ目は、耐候性が高いことです。
雨や風、太陽光や雪など、気候に対して優れた耐候性を持っています。
そのため、建築材料や看板などに適した素材です。
屋外での使用も問題なく、自動車や電飾看板にも使用されています。
4つ目は、燃焼性が高いことです。
木材とほぼ同じ燃焼性を持っています。
燃焼速度が遅いため引火性はないですが、高温には近づけないようにしましょう。
温度によって伸縮するため、貼り付けをする際には隙間を見る必要があります。
□アクリル板の加工方法について
1つ目は、切断加工です。
アクリル板を切断する際は、アクリルカッター又はプラスチックカッターを使用します。
普通のカッターで作業をすると、断面がきれいに切れず、刃も傷みやすいです。
アクリル板は切断面がとがっていることから、作業中は軍手などをして手を傷つけないように気を付けましょう。
2つ目は、面取り・磨き・仕上げ加工です。
アクリル板をカットした後は、切断面を整える必要があります。
アクリルカッターを使って軽くこするように作業を行います。
また、やすりを使用する場合は、強い力をかけないようにしてゆっくりと作業を行いましょう。
3つ目は、曲げ加工です。
自宅で曲げ加工をする場合には、オーブントースターを利用しましょう。
必要なサイズに板を仕上げてから、オーブントースターで温めます。
温めすぎないように注意して、板が柔らかくなれば取り出して、形を整えて冷めるのを待ちます。
4つ目は、接着加工です。
アクリル板は、接着することも可能です。
アクリル板と板を仮止めして、内側から接着剤を流します。
しばらくすると接着剤が乾燥しますが、積みかせて使用をする場合には、完全に接着されるまでに1日かかります。
□まとめ
今回は、アクリルの特徴について解説をしました。
また、アクリル板の加工方法についてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、アクリル板を使用してみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡してください。